当院の禁煙外来ではニコチンへの依存度を評価し、医師によるカウンセリングや生活習慣の見直しを交えながら、禁煙補助薬を用いながら禁煙のお手伝いをいたします。
喫煙は肺の病気だけでなく、動脈硬化を引き起こし、心臓の病気や脳梗塞などにかかりやすくなると言われております。近年では、糖尿病やメタボリックシンドローム、胃潰瘍などのリスクが高まる事や、手術後の経過にも悪影響を及ぼすことがわかってきました。前回の禁煙治療開始日から1年が経過していれば、再び禁煙治療を受けることもできます。どうぞお気軽にご相談ください。
▶ 禁煙治療は、2006年4月から健康保険が適用されましたが、保険適用で禁煙治療を受けるには、下記の要件 を
全て満たす必要があります。
・ ニコチン依存性を診断するテスト(TDS:Tobacco Dependence Screener)で5点以上
・ (1日の喫煙本数)×(喫煙年数)が200以上※
※例えば、25歳から1日15本喫煙している45歳の人なら、15(本)×20(年)=300で対象となります。
・ すぐに禁煙したいと考えていること。
・ 医師から受けた禁煙治療の説明に納得し、禁煙治療を受けることに文書で同意していること。
(治療開始前にご署名をいただきます)
▶ 一酸化炭素濃度の測定を行います。
・ 診察前に、息に含まれる一酸化炭素の濃度を測定します。一酸化炭素は、タバコの煙に含まれる代表的な有
害物質であり、禁煙を始めることにより、この値が次第に下がっていきます。
現在、ファイザー社のチャンピックス錠の出荷停止に伴い、当院ではグラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパン株式会社のニコチネルTTSを使用いたします。完全予約制です。新規で禁煙外来をご希望される方はあらかじめお電話でのお問合せをお願いいたします。
お問い合わせ 📞 075-371-3232 (9:00〜16:30)
※禁煙スケジュールはニコチネルTTS利用時のイメージです。