当院で行える検査のご紹介
採血
血液は体内中を巡っているため、血液検査からはさまざまな情報を得ることができます。生活習慣病のように自覚症状が現れにくい病気の場合など、血液検査をすることにより、病気の早期発見、早期治療が可能になります。
【院内当日迅速結果】生化学検査(肝機能:T-Bil、GOT、GPT、γ-GPT、腎機能:Cre、BUN、UA、脂質:HDL、LDL、T-cho、TG、電解質:Na、K、Cl)、糖尿病(HbA1c、BS)、ワーファリン採血(PT-INR)、CPK
【血液センター提出分後日結果】貧血検査(白血球、赤血球、血小板、血色素量、ヘマトクリット)、免疫(アレルギー)関連(非特異的IgE、特異的IgE、好酸球など)、感染症(B型肝炎,、C型肝炎など)、腫瘍マーカー(CEA、CA19-9、SCC、PSAなど)、内分泌検査(甲状腺ホルモン、下垂体ホルモン、副腎ホルモンなど)心臓関連(NT-proBNP、BNP、心筋トロポニンT、D-dimerなど)も行っております。
レントゲン撮影(X線一般撮影)
当院では主に胸部レントゲン撮影を行います。胸部レントゲン撮影では、胸部にある臓器(主に肺・心臓・大動脈など)、つまり呼吸器と循環器に異常がないかを調べます。肺に異常な影があるかどうか、心臓の形に異常があるかどうかを調べます。その他必要に応じて、腹部や骨の撮影も行っております。検査着にお着換えいただければ、検査中に脱衣をする必要はございません。
心電図(ECG)/血圧脈波検査(ABI)
血圧脈波検査(ABI)は脈の伝わる速度を測ることで、心血管病の発症リスクがわかります。測定方法は簡単で、血圧を測るような感覚でほとんど痛みはなく、5分程度で終了します。CAVI(動脈の硬さ)とABI(動脈の詰まり)を測定することで、血管年齢、動脈硬化の進行の程度がわかり結果も即日です。 心電図(ECG)は、心臓全体のはたらきを調べることができ、心臓病の発見や診断、病状の把握、治療効果の確認、薬の副作用の発見などに欠かせない検査です。
いずれも、検査の為に一部服を脱いで頂くなどのご協力をお願いすることがございます。(検査着をご用意しております)
CT検査(コンピューター断層撮影装置)
当院ではFUJIFILM製Supria Advance FR CTを設置しております。 予約なしでも常時撮影可能です。X線CT認定技師が被ばく線量軽減を考慮し撮影にあたっております。単純CTであれば、外来にて僅か5分程度で簡単に行える検査です。ご希望がございましたら診察時にお申し出ください。なお、当日中に画像データ(CD-R)をお渡しすることも可能です。(所見結果は後日説明いたします)撮影内容等は一度お電話で御相談ください。※検査のため検査着にお着換えいただく場合がございます。他院様からの「検査のみ」のご依頼にも迅速に対応させていただいております。(当日画像データをお渡しいたします:所見は後日発送)
超音波検査(腹部)
当院では超音波検査機器を常設しており、結果は即日です。超音波検査は身体に負担の少ない検査です。 毎週水曜日(午後)に検査可能です。水曜日午後・伊藤外来をご受診いただければ即日対応可能です。
腹部超音波検査は、超音波を使用して臓器を観察し臨床的に必要な情報を得るために行われます。当院では、医師が検査にあたっております。検査を受けていただくにあたって患者様には服を脱いで頂くなどのご協力をお願いすることがございますが「どうして服を脱がないといけないの?」といった当然の疑問はもちろん、ご質問等、ご遠慮なくどうぞ。
睡眠時無呼吸症候群(SAS検査)
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何回も無呼吸になってしまう病気です。 無呼吸状態になることで、一時的とはいえ全身が低酸素状態になります。 このため睡眠状態を悪化させるだけでなく、体への負担も大きな病気です。睡眠時無呼吸症候群による重度な眠気のせいで、寝てはいけない時に眠くなってしまう病気のため、仕事や私生活などに大きく支障を生じてしまいます。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中の呼吸状態を検査することで診断することができます。まずは自宅で下記、簡易検査を行い、明かな結果がでなければ本格的な検査を行っていきます。睡眠時無呼吸症候群と確定したら、CPAPという呼吸器をつけて就寝する治療が一般的です。英語名であるSleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」と言われています。
■パルスオキシメーター
指先にセンサーをつけて、血液中の酸素の状態と脈拍数を測定し、睡眠中の無呼吸を予測する機器です。
当院では、フクダ電子社製、パルスオキシメータエニィパルウォーク を使用し、客観的な睡眠状態を把握します。入浴中も測定可能、用途に合わせた3つのモード、METs測定機能搭載、スムーズな歩行試験が可能等、多彩な機能による高精度
嚥下造影検査(swallowing videofluorography:VF)
バリウムなどの造影剤を含んだ模擬食品をX線透視下に嚥下させ、透視像をデータとして記録し、嚥下運動や適切な食形態を評価、診断する検査です。
誤嚥があるかどうかのチェックや、口腔・咽頭・食道の動き観察等に有用であり、最も情報量の多い検査です。機能や形態の異常をみるだけでなく、安全に食べるための条件(摂食時の体位、食物形態など)を見つけることができ、治療方針の決定に役立ちます。
当院ではFUJIFILM社製の整形外科 汎用・泌尿器外科向けCアーム、【DR CALNEO CROSS】が稼働しています。
X線骨密度測定装置(前腕DEXA)
DXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)により前腕の骨密度を測定します。異なるエネルギーのX線を照射する方法で前腕の骨密度(BMD)を測定する検査です。健診などで多く用いられる超音波法に比べ、骨密度を「より正確に※」判定できます。検査時間は2分ほどで結果も即日です。
※日本骨代謝学会、日本骨粗鬆症学会が作成する診断基準(2012年度改定版)に準拠/日本人のYAM(Young-Adult-Mean:若年成人骨密度平均値:20歳-44歳)と比較できる/微細な骨密度変化に対応/近年注目「橈骨遠位1/10部位」を用いた治療効果評価に対応
聴力検査(簡易聴力検査)
聴覚の状態、レベルを検査するものです。 聴力障害の程度、重症度、その発症部位、性質を知り、疾患の予後判定、治療の選定、判断を行う目的の検査です。ヘッドホン(両耳)にあて、左右別々に低い音から高い音まで色々な音の高さの聞こえ具合を調べます。
新型コロナウィルスPCR検査(鼻腔拭い)
当院では新型コロナウイルスの感染対策のため、アボット社製PCR検査機器「ID NOW 」を導入しております。新型コロナウイルスのSARS-CoV-2検査を13分以内で行える迅速で正確な感染症遺伝子検査システムです。
発熱や味覚症状など「有症状」の方で医師が必要と判断した場合(保険診療)だけでなく、「無症状」の方で自覚症状はない(保険外診療)けれど、新型コロナウィルス感染の有無を調べたい方、渡航前のPCR検査が必要な方にも検査を行うことができます。
※検査をご希望の際は一度お電話でご確認をお願いいたします。令和5年5月8日より制度の変更が行われます。