旧「島原病院」は昭和60年に開院し、平成7年3月に「医療法人親友会 島原病院」として新たに循環器専門病院としてスタートしました。昨今の医療環境の変化もあり、令和2年7月1日より新生十全会グループへ参画し「医療法人令寿会 しまばら病院」として医療に携わってまいりました。今回、令和5年4月3日に新生十全会グループより、吉栄会グループへ移行されたことを機に、令和5年6月8日より「医療法人威徳 壬生大路病院」に法人名・病院名を変更いたします。
開院当初より島原病院は循環器専門病院として地域の皆さまにご愛顧いただいき、大変お世話になってまいりました。しかし、医療制度改革や病院機能分担などにより、その『急性期医療』としての当院の役割を再考する時期がやってきたと考えております。そのため「壬生大路病院」は地域の人々の循環器疾患、糖尿病を主とする『慢性期疾患』『一般的疾患の予防と治療』を行い、『健康を維持するための医療』に特化していきたいと思っております。
入院は、脳血管疾患、循環器疾患、肺炎等、がん術後、骨折等の疾病などの手術等『急性期治療』が終わり、治療とリハビリテーションを行うための回復期リハビリテーション病棟とし、患者様がご自宅へ帰る準備の場としていきます。
これからも、この地域の中核機能を果たすべく精進してまいります。
医療法人威徳 壬生大路病院 理事長 吉川 栄人